大きさは、ヒヨコより一回り位大きい。
(郡上名「ギャース」)
3月6日 粥川
土曜日に、大和あたりで放流があったそうです。それでようやくフライ竿を持って出かけたのですが・・・。
風がビュービュー吹いてます。ライズなんてありません。釣り人もまばら。仕方なく、どんどん南下して、まあ、しょうがないから粥川で竿を振ってみた。
この日の竿は、今年試作のつもりで作ったやつで7’3”#4〜5。ただ、重心が先っぽ過ぎて、振ってるうちに肩が痛くなってきた。やはり、試作品に過ぎませんでした。それに、先週の後遺症か、左足の付け根が痛い。魚なんぞ釣れる気もしないし・・、1時間で飽きました。

その後白鳥に帰ってきて、でもヒマだったので九頭竜湖を見学。
そして、その時に発見したのが上の写真の鳥。こいつはケガでもしてるらしく道路の真ん中にうずくまっておりましたよ。このまま放置しておいたら、たぶん1時間もしないうちに車に轢かれてペシャンコ。それも忍びないんで車を止めて、後ろからそ〜っと掴んで道路わきの広場へ持っていって放しました。そしたら、ビッコをひきながらヨタヨタと歩く。そうとう弱ってますね。私は、この鳥の命を数時間延ばしただけなのかも知れません。
ところで、この鳥の中心部にある青と黒の羽根。これ、時々山の中で拾うことがあります。そして毛ばり師だったら、当然のごとくハリに巻いてみるはず。私も以前、テンカラをやってる頃にこの羽根を拾って、それで毛鉤を巻いて、持っていたことがあります。ある日、自分の毛鉤に反応が鈍い時、ふと思いついて、その毛鉤を使ってみた。すると、急に魚の反応が良くなってきました。ただ、非常に残念な事に、このハリは全く見えない。羽根自体は目立つものの毛鉤になると、ジミ〜なハリになってしまう。だから魚が出ても、ほとんどフッキングさせられず、結局、テンカラには使えない羽根で終わりました。
さて、現在の私はと言えばフライをやってる訳でして、ウェットの釣りならば毛鉤が見えなくとも全く問題ない。てぇ〜事は、この羽根でウェットフライを作って釣れば爆釣間違いなし・・・?。そこで、このヨタヨタ鳥の羽根を少〜し拝借して・・・・・。いえいえ、私はそこまで人でなしでは無いぞ。

8日追記:今日、さるお方からメールを頂いて、写真の鳥の名前が判明しました。この鳥は「カケス」と言うのだそうです。郡上名では「ギャース」。ギャーと鳴くらしい。また、英名では「プルー・ジェイ」。あちらではジェイと鳴くんだとか。北欧あたりでは、この種の鳥の羽根を、主にサーモンフライに使うそうです。
ご教授ありがとうございました。

ここは元々、こんな感じの流れです。
(鹿倉川の流れ)
3月21日 鹿倉川
ようやく梅が咲いた。早く、桜が咲いてくれないとね〜。本日は、和良へ行ってきました。
現地に着いて、釣り券を買って、それから川の様子を見る。
まず道の駅あたり。ここではブルがガーガ−やってます。オートキャンプ場の下もそう。これは昨年の台風の復旧作業でしょう。鹿倉川の下流部は結構埋まってました。でもここは、元々平べったい川だから、それも仕方ないでしょう。少し上流へ行けば、ほぼ昨年と同じ様子。土京川も、多少は埋まってるものの綺麗な水が流れております。和良川も同じ。ただここは、上流の河川工事の影響で濁っておりました。
全体的な印象を言いますと、この和良水系では、台風の悪影響は軽微。まずは一安心です。

そして鹿倉川の少し上流で竿を出す。水位は、最近10cmほど水が増えて平水になったって感じ。雪代のせいですかね。ハッチは思ってたより少ない。
釣り始めて15分位したところで1匹かける。久々に味わう弱々しい引きが心地よいです。が、すぐバレた。その後の1時間はなんにも無し。まだ10日ばかり早いのかも知れません。
次に、先週釣り大会のあったオートキャンプ場の所。ここでは数人がエサやらルアーやらフライを振ってます。いわゆる残りマス狙いってヤツ。私も、その志の低い釣りに参加です。
毛ばりはさっきのまんまで、16番のソラックスダン。ライズはないけど、フライを投げるとすぐに出た。けど食わない。それを数回繰り返す。こんな時にはフライを小さくすればいいのかな?でも、それにはティペットも細くしないといけないような気がして、それも面倒なんで、フローティングニンフにしたり、ウェットにしたりしてた。でも結果は同じで、やっぱり食ってくれない。しょうがない、ティペットを0.3にして20番のドライにするか・・。そして、それを交換してるうちに、あっと言う間に濁りが入ってきました。それで終了です。
まあ、こんなもんか。

実は、ここでまともなマス類を釣った事が無い。
(御母衣湖・尾上橋下)
3月27日 御母衣湖
今日は御母衣湖へ行ってきました。この日は非常に暖かく、バカ長にフリースでは汗かきました。
写真の手前から急斜面を滑り降りて、まずは小ビール。この時点でもう汗をかいてたんで非常に美味です。そしてフライを振ること1時間。・・・・・、飽きました。
普通ならここで場所変えとなる所なんですが、たった1時間の釣りで、あのザクザクの雪が積もった急斜面を苦労して登るのはなんとも忍びない。また小ビールを飲んで(この時にはフリースは脱ぎ捨ててたけど、バカ長を脱ぐ訳にはいかず、やはり汗をかいてたんで、もちろん美味でした)もう1時間竿を振る。当然のごとく釣れません。ここで終了です。
そして、あのザクザクの雪が積もった急斜面を、ゼーゼー言いながら、途中に3回息を整えて、ようやく車にたどり着く。もう、汗びっしょりでした。

さてね、このHPですが、自分で見返してもつまらんような気がする。写真も風景ばっかだし、ちっとも魚釣らないし・・。
毎週のように見てて下さる方、ゴメンナサイ。もうちょっとしたら、釣ります。魚の写真も載っけます。
あくまで、予定ですが・・・・。